初★海外マンガフェスタ

海外マンガフェスタ行った後に体調を崩して鼻水と咳が止まらない日々に風邪だと思ってたんですが、あれ?これいつもこの時期にくる寒暖差からくる咳喘息じゃね?鼻水は同じくアレルギー反応じゃね?と気づき始めて風邪薬を飲むのを止めた緒方だよ!(長い)だってまったく効果ない。

レポるよとか言っておいてすでに2週間すぎているので記憶があいまいな点がありますが、間違っていたら指摘してやってください・・・!なんせ当日は浮かれてたのもあって隅々まで見たようで見ていないという浮ついた感じでしたので。ええ、終始。その夜にまとめたメモがなければ全て忘却の彼方。

当日は夜行バスで地元関西から東京へ降り立った私。結構な雨やないか!!!
しかもなぜか持っていった折り畳み傘が開ききらない(ガチッとはまらない)というトラブル発生で涙目。とりあえず屋根があるところを通っていったけど横から吹き付ける強風・・・。あかんて・・・。これほんまあかんって・・・。

海外マンガフェスタ第2回はビッグサイトで行われるコミティア内で開催されました(去年も同じくコミティア内)

内藤先生のトークライブが行われるという情報はすでに事前にキャッチしていたのですが、会場入って時間があったのでぐるぐるアーティストアレイまわってましたが、既にベンジャミン・ライアン氏のところには列!列!
ごめんなさい、私アーティストさんはまったく詳しくないので事前にちょっと調べつつ、好みの絵柄の作家さんところに行こうとしてた程度なので、列にあーん・・・ってなりながらそれでもぐるぐるまわってました。
コミッションとかは英語喋れないので二の足を踏んでしまった私ですが、結構スペース内は日本語スコシワカルヨ的なお手伝いの方もいらっしゃったり、それこそちょっと混雑したときにはスタッフさんが間に入って通訳をしてくれたりで、もっとアグレッシブに言っておけばよかったか!!もしくは事前にちゃんとアーティストさん調べておけばよかったか!(事前にコミッションの受付をされていた方もいて、そういう場合は会場で受け渡しがあるのみ)いやもうチキンやねんわて・・・!
※コミッションとは、平たくいうと有料でリクエスト絵を頼めるもの。会場で頼むスケブも基本的にはコミッションになるので有料or販売物を買ってくれたら描くよ形式。

ピーター・グウェン氏のとこでプリント買ったよ!!かわいい~!つうかナイトウィングとレッドフードが居た時点で即買いだよ即買い。ダミアンのコスプレも超かわゆい。

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あ、コトブキヤのナイトウィングもすごい格好良かったです!!
写真は撮ったのですが、展示の背面が鏡だったんで、考えて撮りゃよかったんですが、私がガッツリ写りこんでしまっていまして、こちらで詳しく紹介されていますよ!超絶イケメン!!抱いて!(ジェイソンを)

そんなこんなでちょっと買い物したところで、トークライブ30分前だしそろそろ席をとっておくか~と動き出したら海藤アキラさんとバッタリ出会う!!!そこで行動を共にさせていただいてトークライブ観覧。

最初に関連の先生方や偉い人(説明・・・)がひな壇に上がって撮影タイムでしたが、あれって一般の人撮ってもよかったの・・・?てっきり記者向けの撮影タイムだと思ってたんだけど、どーなんでしょ?
内藤先生は、禁句かもしれないけど・・・・!!お腹出てた・・・っ!!ひな壇の人数が多いので前列の方がひざ着いて座った時も先生はマスコットのようでした。かわいい・・・!!先生か、く○モンかっつーくらいかわいい!お腹・・・!!

お話は内藤先生と、翻訳家の柳さん(アメコミNightではお馴染み!)と、アイアンマンのアーティストであり、映画アイアンマンのデザイナーの一人、アディ・グラノフ先生とマーベルの方。
通訳は基本的に柳さんと、時々マーベルの方。
柳さんはアメコミの翻訳家なので、造詣が深く、かつ初心者にも分かりやすく説明してくれるので本当アメコミNIGHTは毎回楽しい。今回も会場の皆さんに分かりやすいようにアディ先生の本を持ってきてくれたり。

まずはアディ先生が2001年のサンディエゴコミコンでモネブを買ったのが初めて買ったフィギュアだそうです。もちろんなんとなく買ったのではなくて狙って買いにいったそうで、それくらいトライガンが大好き。

★内藤先生→アディ先生
「アイアンマンのデザインに関してと映画のデザイナーとしての進め方」
1話が出版されて3日くらいで監督から声がかかった。

アイアンマンのデザインはアディ先生がイギリス出身ということもあって、ヨーロッパと日本のマンガを混ぜたデザインを意識したそうです。アディ先生は、それがたとえ実際に造形してみたら嘘でも自分の頭の中では「動く」ものとして納得してデザインして描くそうです。
あーガングレの時の藤島先生を思い出したー。
アイアンマン1は監督と密にやりとりをしていたが、2・3・アベンジャーズにいくにつれて予算も増えて人数も増えて映画として失敗できなくなったので、コミュニケーションは薄くなっていった。どっちがいいとか悪いとかはないけど、密に少人数でやっているときのほうが、応答があるのでやりがいがあった。
1デザインに何名かのアーティストがそれぞれデザインを出し合って、それのイイところをまとめてデザインをひとつずつ作っていくそうです。

ハリウッドは予算があるので、○体で○ヶ月とかがっつりもらえる。
日本と違って版権は出版社が持っているので、アーティストにハリウッドから協力の依頼が来て、個人的に契約するのみ。「手伝って!」→「いいよ!いくらで?」的な。

ウォーキングデッドは個人で持っているのでいろいろ大変だそうです。基本は雇われでアーティストになって、自分のファンができてから個人で版権を持つようになる流れだそうですが、主流ではない(昔いっとき流行ったそうですがやはり大変だそうです)

日本のアニメにどこまで漫画家や原作者が入っていけるのかの話では、作品・会社・監督によってさまざまと内藤先生の回答。トライガンはビクターに持ち込んで後日マッドハウスから声がかかったそうです。

★アディ先生→内藤先生
「デザインを考えるとき、決めてから描くか、描きながら決めるか」
アディ先生は描きながら決める。
内藤先生も「マーベルが一緒で安心しました完全に後者です。ヴァッシュのコートはよく見るとコマごとに違います」(会場の内藤クラスタの気持ちが一体に:ですよね~)

★アディ先生→内藤先生
「トライガンはコミカルな話がありながら、シリアスな展開へなっていくが、最初から話をある程度決めているのか、描いていく上で決まっていくのか?」
こちらも後者。内藤先生いわく、人の生死(生かすか殺すか)に理想主義者のヴァッシュがどれだけ理想を突き通せるのかを見せたい部分になっていき、それを見せるためにヴァッシュを弾劾していく話になるのでどんどん内容が重くなる。根が根暗なのでそういう展開になってしまう(笑)、とのこと。

最後に、アイアンモーガンはモネブをリスペクトしているらしいです!!
ヴェノム→モネブ→アイアンモーガン だとしたらなんというマーベルと内藤先生の輪廻転生www

内藤先生がトークライブの前にアディ先生と打ち合わせしたかったらしいんですが、アディ先生がコミティアをまわってたので出来なかった(笑)けど、アディ先生は楽しんだらしく、描き手に女性の方が多いのに驚いてました。アディ先生はイギリス・・だったかな。出身の方ですが、まだまだアーティストはまだ男性が大半なんだそうです。

もっともっと話はされていたと思うのですがざっとまとめるとこんな感じ。不足や間違いがあったら教えてください!
その後ビレバンブースでアディ先生がライブドローイングしてましたが凄い人でした。ちょっとみたけど人が多かったのでチビの私にはあんまり見えず。でもたまに見える絵に頭がついていけません。おお・・・。すげえ。
あと見てたら私の左ちょっと横に内藤先生が来てましたwww1人挟んだすぐ横くらいに!!!
でも内藤先生もアディ先生の見てるし、声かけるのものなぁと思ってたんですが、すぐに柳さんにつれていかれてました(笑)

いやしかしティアもまわろうとしたんだけど、十分海外マンガフェスタで1日過ごせる感じでした。トークライブもあるので緩急なくずっと居られる。でも体力が消耗されるのでティアゆっくり見てまわるなら、ガッツリ午前中に海外マンガフェスタまわった方がいいかも。
コミッションとかも早々に締め切ったりしていたので。目当てのアーティストさんあとはアメコミブース内で行われるイベント・サイン会を事前にチェックorタイムスケジュールが出ていないならスタッフさんに目安を聞いたり、もっとアメコミをアグレッシブに楽しめるかと思いました。
初参加なのでキャッキャと無駄にぐるぐるまわって楽しめたけど、内藤先生のトークライブと、フィリップ・タン先生のサイン会目当てだったので漠然としちゃったなーという感想。しかもタン先生のサイン会列に行ったときにはすでに終了していたのでこれで目的の半分は終わった(笑)

少し疲れたのでアキラさんとお茶してパシリム話をしてビッグサイトを後にしました。
翌日は名古屋でパシリム4DX予定だったので名古屋へ移動。アキラさんも参加されたみなさまもお疲れ様でしたーー!!

来年も海外マンガフェスタいくぞ!!